日本の「沖縄タイムス」は19日、日中両国はともに強国を目指すが、日本の新しい国家安全保障戦略は双方に相手に対する不信感と警戒心を募らせ、遅かれ早かれ軍事的な衝突につながるとする社説を掲載した。沖縄は日本復帰前の冷戦期、「太平洋の要石」と言われ、東西冷戦が終結しても沖縄に平和はもたらされず、復帰後も軍事面の負担は軽減されず、現在は中日の衝突が沖縄を戦場にすることを懸念せずにはいられない。
東アジアでの戦争勃発をめぐる議論がここ数日、頻繁に行われている。イギリスの政治ブログサイト「left foot forward」は、東アジアの上空にはいたるところに危険が潜んでおり、軍用機が飛び交っているとする文章を掲載した。このような緊張状態の中、1つの小さな出来事が中日、さらには中米の2つの大国の衝突を引き起こす可能性がある。西側メディアは、次の世界戦争が近くここで勃発し、中国は最初にやり始める国になると見ている。しかし、中国は国際法に違反する異常な行動などしていない。逆に、日本は過去の戦争の罪を否定し、東中国海のいくつかの島嶼を巡る争いを認めようとしていない。
ドイツの週刊誌「フォークス」は19日、「これらの衝突は世界の平和を脅かす」とし、「カシミールとゴラン高原のほかに、東中国海の争いがある島嶼も『太平洋の火薬樽』となった。これは、世界で2番目に大きい国が世界一と3番目の国に対抗する『世界最高クラスの対立』になる」と論じた。