「中国は最後まで相手をする」 王毅外交部長が日本大使に強く抗議

「中国は最後まで相手をする」 王毅外交部長が日本大使に強く抗議。 外交部の王毅部長は26日午後、日本の木寺昌人駐中国大使を呼び、中国政府を代表して日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝について厳正な交渉と強い抗議を行った…

タグ: 靖国神社 安倍 参拝 抗議 王毅

発信時間: 2013-12-27 10:03:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

外交部の王毅部長は26日午後、日本の木寺昌人駐中国大使を呼び、中国政府を代表して日本の安倍晋三首相の靖国神社参拝について厳正な交渉と強い抗議を行った。

王毅部長は、「今日、安倍首相は歴史の流れに逆らった行動をし、第二次世界大戦のA級戦犯を祭る靖国神社の参拝を強行した。これは国際正義に対する挑発であり、人類の良識をわざと踏みにじる行為でもある。中国政府を代表し、日本側に強く抗議し、厳重に非難する」と述べた。

王毅部長によると、日本軍国主義が侵略戦争を起こす精神的なツールと象徴であった靖国神社は、今でも各国の人たちの反対を顧みず、とてつもない大罪を犯したA級戦犯を「神」としている。靖国神社問題の実質は日本が日本軍国主義の侵略の歴史を正確に認識し、深く反省できるかであり、中日関係の政治基盤に関わる重大な問題である。中国側と世界の平和を愛する人たちは、日本の指導者によるいかなる時、いかなる形式での靖国神社参拝も断固として反対している。

王毅部長は、「安倍首相は独断専行し、参拝を強行し、中日間の4つの政治文書の原則と精神に背き、日本の歴代政府と指導者が歴史問題で示した姿勢と承諾に背き、すでに厳しい局面にある中日関係に新たな政治の障害をもたらした。中国側はこれを決して容認しない。日本側は安倍首相のこの行動がもたらす重大な政治の悪影響の責任を全て負う必要がある。日本側が引き続き中日関係の限界に挑み、両国間の緊張と対立に拍車をかけた場合、中国側は最後まで相手をする。靖国神社参拝という正義にもとる行為は、最終的に悪い結果を生み、日本は歴史の被告でい続けることになる。安倍首相の行動は日本を非常に危険な方向に導いている。歴史の教訓を汲み取る必要がある。中国を含む国際社会は警戒を強めるべきであり、歴史の逆行、後戻りを決して許してはならない」と強調した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月27日

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