周恩来総理の逝去から38周年となる8日、中国大陸部の民衆は様々な方法で周総理を偲んだ。母校の南開大学では早朝から教員・学生多数が厳しい寒さもものともせず、自発的に周恩来像前に献花し、悼み偲んだ。中国新聞網が伝えた。
南開大学校史網も微博(ウェイボー)の公式アカウントで「周恩来総理は1913年から1917年まで南開中学で学んだ。1919年9月に第1期生として南開大学に入学した。学籍番号は62だった。在学中、周総理は『南開のために精神面の発展、事業面の改造を図る』よう学友に呼びかけた。1949年建国後、周総理は母校を3回視察に訪れた」と紹介した。
新浪微博、WeChatなどのSNSでは中国ネットユーザーの大部分が「ろうそく」を「灯して」、周総理を偲ぶ気持ちを表明した。国連も新浪微博の公式アカウントで「国連と周恩来」の事績を振り返った。
ある一般ネットユーザーは「逝去からこれほどの年月が経ったのに、直接会ったことのない人たちからこれほどまでに敬慕され、偲ばれる。こんな人こそが偉人、真の意味の偉人であり、歴史の中に永久に生き続ける」と記した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月10日