日本は中国が安重根記念館を建設し、19日にハルビンで開館式典を催したことについて抗議した。中国外交部(外務省)の洪磊報道官は20日の定例記者会見で「中国は国内の規定に基づき記念施設を設立した。日本側のいわゆる『抗議』は受け入れられない」と表明した。 洪報道官は「安重根は著名な抗日義士であり、中国国民からも尊敬されている。中国が国内の規定に基づき記念施設を設立することは完全に正当かつ理にかなっており、日本側のいわゆる『抗議』は受け入れられない。近頃、日本の指導者が歴史問題で時代の潮流に逆行していることに、アジア近隣国と国際社会は強く警戒し、反対している。われわれは日本側に対して、歴史をしっかりと直視し、反省し、姿勢と過ちを正し、実際の行動によってアジア近隣国と国際社会の信頼を得るよう要求する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月21日