王毅外交部長(外相)は20日、外交部(外務省)で新華社と中国中央テレビ(CCTV)のインタビューに応じ、シリア問題の政治的解決について5つの主張を示した。
王部長は「中国は1月22日にスイスで開催されるシリア問題に関する第2回ジュネーブ会議を歓迎し、支持する。これはシリア問題の政治的解決を促す重要な契機であり、『5つの堅持』を履行すべきだ」と指摘。(1)政治的手段を通じたシリア問題の解決を堅持(2)シリアの人々が国家の未来を自ら決定することを堅持(3)包摂的政治移行プロセスの推進を堅持(4)シリア全土の和解と団結の実現を堅持(5)シリアおよび周辺国での人道支援展開を堅持――を挙げた。
王部長は「ジュネーブ会議は対話と交渉の開始を意味し、これは持続的プロセスであるべきだ。このため明確な後続の枠組みを確定して、対話・交渉が途絶えず、政治的努力が中断しないようにする必要がある。対話は始めるだけでなく、結果を出すまで続ける必要がある。ジュネーブ会議は開かれた場として、政治的解決に尽力するシリアの全ての派閥に対して和平交渉の扉を開き、各方面が積極的に参加し、役割を発揮できるようにすべきだ」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月21日