フランス下院のバルトローヌ議長は27日、現在の中日関係を第1次大戦前の欧州の大国間関係と対比する論断について言及し、政治家は政治的理由から歴史を解釈するべきではないと述べた。
北京訪問中のバルトローヌ議長はメディアの取材に「欧州も緊張した情勢を経験した。危機から抜け出すには、意思疎通と交流を継続するだけでなく、歴史学者にも役割を発揮させるべきだ。政界の人物に彼らの方式で歴史を解釈させるわけにはいかない。時代がどうあろうと、政治家たちは話し合いを繰り広げるべきだ。特に歴史学者に歴史を解釈させ、歴史の真相を伝えさせる必要がある。何らかの政治的理由から歴史を解釈するのではないのだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月28日