共同通信によると、日本の安倍晋三首相は11日の「建国記念の日」を迎えるに当たり、10日に祝いのメッセージを発表。「私は改めて、私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」と述べた。
日本政府によると、首相が建国記念の日に談話を発表するのは歴代政権で初。これには保守層重視の姿勢を示す意図があると見られる。
菅義偉官房長官は10日の記者会見で、祝いのメッセージは安倍首相本人が強く望んだものであることを明かした。また、「国を愛する心を育む祝日の主旨を数多くの国民に伝えるため」とその意義を強調。「右傾化と指摘されないか」との記者の質問には、「国民の祝日を祝うメッセージであり、批判される筋合いはない」と反論した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月12日