積極的に国民に近づくというやり方は、新しい伝達時代の流れに沿ったものである。大衆を「本拠地」とする新しい伝達時代に、伝達者が自己中心的に一方的に伝達すれば、ほとんど評価されない。「誰もがマイクを握る」この時代、誰もが「中南海に直行する」可能性があり、国民の関心と賛同を得るには大衆の期待と要求を十分に尊重する必要がある。
中国共産党第18回全国代表大会以降の中国の指導者による政治コミュニケーションにおける一連の積極的な行動は、申し分のない感性の細部を表し、「大衆路線」の政治コミュニケーションにおける定着を大いに示した。国民はこのような感性ある政治から受益し、伝達者が引き続き積極的に行動することを期待するに違いない。(文:復旦大学新聞学院教授)
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月20日