外交部(外務省)の華春瑩報道官は20日の定例記者会見で、劉振民外交副部長(外務次官)の朝鮮、韓国訪問について説明するとともに、「中国は引き続き自らの方法で、たゆまず朝鮮半島の平和・安定維持に積極的な努力を払う」と表明した。
華報道官によると劉副部長は「中国は中朝関係を強く重視しており、朝鮮側と政治的意思疎通を強化し、互いの利益を尊重し合い、実務協力を拡大し、両国関係の健全で安定した発展を促すことを望んでいる。中国は朝鮮半島の非核化という目標の実現、朝鮮半島の平和・安定の維持、対話と協議を通じた問題の解決を堅持する。朝鮮半島で戦乱が生じることは断じて認めない。中国は朝韓関係の改善を支持し、最近の対話の進展を積極的に評価する。関係各国が共に努力して、朝鮮半島情勢の緩和を促し、朝鮮半島の平和・安定を保ち、6カ国協議の早期再開の環境を整えることを希望する」と表明した。
華報道官は「韓国外務省の招待で、劉副部長は2月20日から22日まで訪韓した。訪朝と同様、今回の訪韓も両国外務省間の通常の交流だ」と述べた。
また「中国は朝鮮半島の隣国であり、南北双方と友好協力関係を保っている。中国は朝鮮半島の平和・安定の維持に尽力し、朝鮮半島の非核化推進に尽力し、6カ国協議プロセスを推進する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月21日