南京大虐殺犠牲者国家追悼日の制定に関する決定案の説明は「1937年12月13日、中国侵略日本軍は中国・南京でわが同胞に対する40日余りの長きに及ぶ、この世のものとは思われぬほど残虐な大虐殺を開始し、30万人以上をむごたらしく殺戮し、国内外を驚愕させる南京大虐殺を引き起こした。国際法に公然と違反するこの残虐行為については、揺るぎない証拠があり、第2次世界大戦後の極東国際軍事裁判と南京軍事法廷の審判を経て、とうに歴史的結論と法的定論が出ている。南京大虐殺国家追悼日を制定し、国家レベルで追悼行事と関連行事を催すことは大変必要なことだ」と指摘。
「本決定の制定は南京大虐殺の犠牲者および日本帝国主義の中国侵略戦争期間に日本の侵略者にむごたらしく殺戮された全ての同胞に哀悼の意を捧げ、日本の侵略者の戦争犯罪を暴き、侵略戦争が中国と世界の人々にもたらした深刻な災禍を銘記するとともに、侵略戦争に反対し、人類の尊厳を守り、世界平和を守る中国人民の揺るぎない立場をはっきりと示すためである」と強調した。南京大虐殺犠牲者国家追悼日は12月13日とする。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月26日