外交部(外務省)の華春瑩報道官は26日の定例記者会見で、第2次大戦中に強制連行された中国人元労働者が北京で日本企業を提訴した件について、質問に答えた。
――第2次大戦中に日本に強制連行され、奴隷的に酷使された中国人元労働者と遺族らが本日、日本側に賠償と謝罪を求める訴状を北京市第1中級人民法院(地裁)に提出した。
労働者の強制連行と奴隷的酷使は日本軍国主義が対外侵略と植民地支配の期間に犯した重大な罪であり、今なお適切な解決を得ていない歴史の残した重大な問題でもある。われわれは日本側に対して、歴史に責任を負う姿勢で、この問題を真摯に扱い、適切に解決するよう促す。中国の裁判所は法にのっとり訴訟を処理すると信じている。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月27日