専門家「対日関係重視も原則問題では譲歩せず」

専門家「対日関係重視も原則問題では譲歩せず」。 中日両国が1972年に国交正常化を実現した際、双方は、歴史や台湾、釣魚島(日本名・尖閣諸島)などの問題の適切な処理について重要な理解と共通認識を達成し、中日両国の国交回復の前提とし、両国の友好関係回復の土台を築いた…

タグ: 対日関係 

発信時間: 2014-03-12 09:59:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

原則的問題とは何でしょうか。主に二点あります。第一に、領土主権問題です。昨年は、カイロ宣言の70周年の年でした。「カイロ宣言」においては、日本が近代に貪欲や武力によって略取した一切の領土を返還しなければならない、とあります。釣魚島もその中の一つです。

第二に、歴史を逆行することは断じて許さないという言葉ですが、これは歴史問題において、日本の政治屋が侵略の歴史を美化したり、否認したり、粉飾したり、改ざんしたりすることを許さないということです。私は、これは非常に重要で明確な内容を持っていると考えます。昨年12月26日、日本の現職の首相である安倍晋三氏が靖国神社を参拝しました。この靖国神社には、14人のA級戦犯がまつられており、この14人の第二次世界大戦のA級戦犯は、大戦後の極東国際法廷によって裁かれた人々です。安倍氏が戦後の国際秩序に挑戦しようとしていることは明らかです。いかなる国際秩序も、「ハードウェア」から成っていると同時に「ソフトウェア」からも成っています。戦後の国際秩序の「ソフトウェア」は、ドイツファシズムと日本の軍国主義を罰することを道義的な土台としています。安倍氏の行為は戦後の国際秩序に挑戦するものです。(編集MA)

 

「人民網日本語版」2014年3月12日

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