習近平国家主席は13日、サウジアラビアのサルマン皇太子兼副首相兼国防相と人民大会堂で会談した。
習近平国家主席は13日、サウジアラビアのサルマン皇太子兼副首相兼国防相と人民大会堂で会談した。
習主席は「2008年の四川大地震の際にサウジアラビアから被災地に差し伸べられた大きな支援を、中国国民は忘れない。中国は一貫してサウジアラビアを中東・湾岸地域における良き友人と見ている。サウジアラビアとの長期友好協力関係の発展は中国にとって規定方針であり、長期的計画だ」と表明。
「中国、サウジアラビア双方はハイレベル交流を維持し、互いの核心的利益に関わる問題で引き続き理解し合い、支持し合う必要がある。中国はサウジアラビアが自らの国情に合う発展の道を選択することを支持する。双方はエネルギー協力を柱に、宇宙開発や新エネルギーなどハイテク分野の協力を開拓し、より緊密なパートナーシップを築く必要がある。サウジアラビアがシルクロード経済ベルトと21世紀の海のシルクロードの建設に参加し、交通インフラの相互連結を推進し、文明間の対話と人的・文化交流を促すことを歓迎する。サウジアラビア側と共に努力して、中国・湾岸協力会議自由貿易協定交渉を加速したい。双方は防衛・安全保障協力を強化し、共同でテロに打撃を与える必要もある」と強調した。