育鵬社の親会社、扶桑社はかつて右翼学者団体「新しい歴史教科書をつくる会」と協力して教科書を出版した。扶桑社、育鵬社の歴史、公民教科書には歴史上の事実を歪曲し、日本の侵略戦争を美化する記述が数多くある。日本右翼勢力はこうした教科書を日本各地の小中学校に広めるべく力を尽くしている。2011年の統計によると、育鵬社版の歴史、公民教科書を採択した学校は日本全国ですでに400校を超える。
現地メディアは、文部科学省が沖縄県教育委員会を経ず、直接竹富町に特定の教科書の採択を指示したのは実に「異例」であり、その背後にある、教育を通じて歴史修正主義を広める安倍政権の政治的企てが暴露されたと指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月18日