中国の習近平国家主席が間もなくフランスを公式訪問する。フランス各界の人々や中国系企業の関係者は人民日報の取材に、習主席の訪問を心から待ち望み、熱烈に歓迎する考えを表明した。
■戦略的協力には無限の将来性
フランス下院のバルトローヌ議長は「今年は仏中国交樹立50周年だ。過去50年間、仏中関係は常に戦略性、時代性、グローバル性で中国と他の西側諸国との関係の先頭を歩んできた。仏中は国交樹立50周年を契機に、2014年を名実ともに『仏中年』とすべく努力する」と指摘。「習主席の訪問は非常に重要な訪問であり、仏中国交樹立50周年記念行事の最高潮となるだろう」と述べた。
ド・ゴール財団の事務局長は「今回の訪問をずっと待ち望んでいた。訪問が共通の記憶を深め、仏中関係の一層の発展の助けとなることを希望する」と表明。「財団は中国外務省、中国人民外交学会と連携して、過去10年間にわたり複数の仏中青年交流計画を実現に導いた」と紹介した。
フランス下院議員、シャラント=マリティーム県議会議長のドミニク・ビュスロー氏は「現在仏中関係は良好で、無限の将来性がある。この良好な関係は上層部の頻繁な働きかけ合いだけでなく、活発な地域交流にも現れている。フランスの大多数の都市は中国と地方交流関係を構築しており、協力方式は多元化し、省エネ・環境保護、農業・食品、娯楽・レジャーなど新たな分野へと徐々に拡大している」と述べた。