習主席はベルギー欧州大学院大学で重要講演を行ない、中国が悠久の歴史・文明を持つ国であり、多大の苦難を経験した国であり、中国の特色ある社会主義を実行している国であり、世界最大の発展途上国であり、深い変革の最中にある国であることを明確にした。習主席の重要論述は自信ある、友好的で、インクルーシブで、責任ある大国としての中国のイメージを存分に示し、欧州側の対中理解・認識を効果的に深めた。
(オバマ大統領との会談について)両国元首の会談は今年初だった。両国元首は緊密な意思疎通を継続し、中米の新型の大国間関係の構築に共に尽力することで合意した。また、今後一定期間の中米の一連の交流や対話について取り決め、重点協力分野と期待される成果について意見交換した。会談によって今年の中米関係は良いスタートを切った。
外遊中も習主席は消息不明となっているマレーシア航空機の国内外の乗客の安否を常に気にかけ、繰り返し捜索の進展について報告を受け、取り組みについて指示をし、関係する事柄の処理のために中国政府特使をマレーシアに派遣し、引き続き捜索に全力を挙げるよう指示し、一縷でも望みがあれば努力をあきらめないと強調した。
習主席の今回の欧州歴訪は、中国・EU関係の発展を極めて大きく促しただけでなく、新時期の中国外交を一段と完全なものにし、中国の国際的な地位と影響力を高めた。今回の外遊で打ち出した一連のイニシアティブと主張は、中国の外交思想および現代国際関係理論を一段と豊かにした。これは必ずや中国外交の新たな行動指針となる。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月3日