中国海軍東中国海艦隊の主要艦は、1980年代前半に就役した072型揚陸艦で、すでに約30年間就役しており、交換が続けられている。将来的に4隻のポモルニク型がすべて東中国海の方向に配備され、国産新型RO-RO船と艦隊を組めば、海の第一波・第二波の離島奪還輸送能力を形成し、当該海域での作戦艦艇輸送能力が大幅に強化される。南中国海の場合、ポモルニク型は056型護衛艦と、高速・低速、近海・遠洋の組み合わせになり、近海防御能力および離島管理の強化を促す。
海外メディアの報道によると、中国は2009年にウクライナ特殊装備輸出会社と、4隻のポモルニク型の販売に関する契約を結んだ。契約内容によると、ウクライナ側の造船所が1−2隻目の建造を担当し、中国側にエンジンを含むすべての技術資料を提供する。中国側はその後、ウクライナの専門家の協力を得て、国内で残りの2隻を自主生産する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月11日