国連のパン・ギムン事務総長は25日、チェルノブイリ原子力発電所事故28周年記念日に声明を発表し、国際社会が影響を受けた地域の復興と発展を引続き支持し、全力を尽くして核災害の再発を防止するよう呼びかけました。
パン事務総長は、「国連は影響を受けた地域が直面する挑戦を解決する面において重要な役割を果たし、国連のチェルノブイリ行動計画に尽力している。国際社会がチェルノブイリの事故で影響を受けた地域の復興と持続的発展を更に支持し、核事故の対応で得た知恵と経験を充分に利用し、全力を尽くして核災害の再発を防止するべきだ」と呼びかけました。
1986年4月26日、ウクライナの首都・キエフから130キロほど離れたチェルノブイリ原子力発電所の4号機が爆発し、大量の放射性物質が漏れ、史上最悪の原子力事故とされています。
「中国国際放送局日本語版」2014年4月27日