国務院の汪洋副総理は26日、北京の中南海で東京都の舛添要一知事と会見した。人民日報が伝えた。
汪副総理は、「中国は、中日間の4つの政治文書を基礎とし、『歴史を鑑とし、未来に向かう』という精神にのっとり、中日関係の発展を推進することを主張する。中国はいかなる挑発にも対応し、第2次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序を維持する能力がある。日本は歴史などの敏感な問題を適切に処理し、両国関係の改善に向けて努力すべきだ。中国政府は両国の都市間の友好交流を支持している。北京と東京が絶えず互恵協力を深めることを望む」と述べた。
知事は「日中両国は友好的な関係を築くべき。友好都市間の協力推進を通じて、日中関係の改善に向け、積極的な役割を果たしていきたい」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2014年4月27日