オバマ氏のアジア歴訪、日比は失望の色を隠せず

オバマ氏のアジア歴訪、日比は失望の色を隠せず。 オバマ大統領は29日、今月23日より始まった日本、韓国、マレーシア、フィリピンの四カ国の歴訪を終えた。オバマ大統領の、同盟関係の強化を試みるアジア四カ国の歴訪の効果は、メディアの注目とコメントを集めた…

タグ: オバマ アジア 釣魚島 韓国

発信時間: 2014-04-30 10:07:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

オバマ大統領は29日、今月23日より始まった日本、韓国、マレーシア、フィリピンの四カ国の歴訪を終えた。オバマ大統領の、同盟関係の強化を試みるアジア四カ国の歴訪の効果は、メディアの注目とコメントを集めた。

オバマ大統領と安倍首相は米日同盟の重要性を再確認したが、多くのメディアは、双方の表面上の和やかさの裏には、大きな不一致が依然として存在していると伝えた。共同通信社は「安倍氏の米国に対する盲目・楽観が計算ミスを招く」と題する記事の中で、オバマ大統領の今回の訪日の成果を伝えた。

共同通信社は26日、「オバマ大統領が、米国の釣魚島(日本名・尖閣諸島)に対する防衛の義務を書き込むことを条件に、日本から環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉で譲歩を引き出そうとしたため、日米共同声明は一日遅れで発表となった。首脳会談後に共同声明を即座に発表し、堅固な同盟関係をアピールしたかった安倍首相にとって、これは紛れも無く重大なミスだ。外務省の関係者は、共同声明の発表の遅れは、安倍首相にとって想定外だったと指摘した」と報じた。

オバマ大統領の釣魚島を巡る一部の発言も、安倍首相の想定外であった。オバマ大統領は合同記者会見に出席した際に、「私は安倍首相に、同問題の平和的解決の重要性を強調した」、「事態をエスカレートさせ続けるのは間違っている」と発言した。外務省の関係者はこれについて、「オバマ大統領の発言は、中国と対話によって問題を解決するよう、日本に求めているように聞こえる。これは安保条約適用の発言の効果を打ち消した」と失望を示した。

同記事によると、日本政府内でも、釣魚島の事項を共同声明に盛り込んだのも、米国がTPP交渉で日本から譲歩を引き出すためのカードにすぎなかったと疑う声があがっている。韓国の外交関係者は、「安全協力がタダで得られることはない」と断言した。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。