オバマ氏のアジア歴訪、日比は失望の色を隠せず
オバマ氏のアジア歴訪、日比は失望の色を隠せず。 オバマ大統領は29日、今月23日より始まった日本、韓国、マレーシア、フィリピンの四カ国の歴訪を終えた。オバマ大統領の、同盟関係の強化を試みるアジア四カ国の歴訪の効果は、メディアの注目とコメントを集めた…
タグ： オバマ アジア 釣魚島 韓国
発信時間： 2014-04-30 10:07:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
外交コメンテーターの天木直人氏は文章の中で、「日本政府と多くのメディアは、オバマ大統領の発言を日米同盟の強化の証拠としているが、実際にはオバマ大統領は米国の一貫した立場を繰り返したに過ぎず、新鮮味がない」と指摘した。
オバマ大統領の訪日に対して、日本側は国賓待遇でもてなそうとしたが、オバマ大統領は国会で演説せず、元赤坂の迎賓館に宿泊せず、妻を連れてこなかった。これは日本を失望させ、驚かせた。
韓国・中央日報は28日、「オバマ大統領の韓日訪問で、成り行きを静観していた中国が自らの価値を高めた。オバマ大統領の韓日の訪問が終わると、各国の利益と損失が表面化した。オバマ大統領は中国を訪問しなかったが、実際には中国こそが今回の歴訪の主軸であった」と指摘した。
オバマ大統領は28日にフィリピンに到着すると、米比が新たに締結した「防衛協力強化協定（EDCA）」は、中国対抗・けん制ではなく、フィリピンが訓練と協力に参加できる能力をつけることを目的とすると表明した。シンガポール華字紙・聯合早報は29日、「オバマ大統領は、南中国海で中国と衝突した場合に、米国がフィリピンを支援すると約束しなかった。これはフィリピン当局を大いに失望させた可能性がある」と報じた。
オバマ大統領の今回のアジア歴訪は、常に各国国民の抗議・デモの声に包まれていた。AFP通信は、「マレーシアで、数百人のイスラム系政府組織のメンバーが米大使館前まで押しかけ、約50年ぶりとなる米大統領の訪問に抗議した」と伝えた。
｢中国網日本語版(チャイナネット)｣ 2014年4月30日
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