張徳江全人代常務委員長は5日午後、高村正彦会長を団長とする日本の日中友好議員連盟訪中団と人民大会堂で会談した。
張氏は「1972年の国交正常化から40年余り、中日の友好交流は発展し続けてきた。これは両国および両国民の根本的利益に合致する。近年、歴史認識や領土係争の問題における日本政府の誤ったやり方のために、中日関係は厳しい情勢に直面している。中国は終始平和的発展の道を歩み、中日の友好交流を大切にしている。日本側が歴史と正しく向き合い、現実と正しく向き合い、未来と正しく向き合い、中日共同声明など4つの政治文書の原則と精神に的確に従って両国関係を発展させることを希望する。中国の全人代と日本の国会は両国民の親善強化の面で独特の強みを持つ。ここにいる議員各位が中日友好の信念を揺るぎないものにし、優れた伝統を発揚し、中日関係の健全な発展のために取り組みを行うことを希望する」と表明した。
高村氏は「日中関係を正しい発展の軌道に戻すために力を捧げたい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月6日