国家安全委員会、設立より5カ月後に運営開始
中央国家安全委員会は、設立の発表から正式な運営に至るまで、5カ月の期間を経た。
中国共産党第十八期中央委員会第三回全体会議(三中全会)が昨年11月13日に閉幕し、国家安全委員会を設立し、国家安全体制および国家安全戦略を整え、国家安全を確保することが発表された。
午年の春節(旧正月)の1週間前(今年1月24日)、中国共産党中央政治局は会議を開き、中央国家安全委員会の設立を検討し、これを決定した。同会議は、習主席を中央国家安全委員会の主席に、李克強総理、張徳江副総理を副主席に任命し、常務委員と委員を若干数加えることを決定した。中央国家安全委員会は、中国共産党中央委員会の国家安全活動を決定し、議事を調整する機構で、中央政治局、中央政治局常務委員会に対して責任を負い、国家安全に係る重大事項および重要活動を統一的に調整する。
習主席は4月15日に中央国家安全委員会第1回会議を主宰した。これは、この注目を集める機構が、正式に運営を開始したことを意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月16日