中国外務省の華春瑩報道官は9日北京で、「中国は、シリア政府と反対派武装勢力が合意に達し、人道主義援助が始まることを歓迎する」と述べました。 報道によりますと、シリア政府とホムスを拠点とする反対派武装勢力は今月7日合意に達し、反対派武装勢力と包囲されていた人々は国連の監視のもとでホムスから離れ、人道主義援助が市内に入れることになりました。
これについて華報道官は、「シリア政府と反対派武装勢力がこれを機に部分的に武力衝突を止めていき、人道援助の導入などの分野で更に適切な行動を取ることで、全面的な停戦と暴力の停止、そしてシリア国民の苦痛の軽減に努力することを希望する」としました。
「中国国際放送局日本語版」2014年5月10日