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アジア相互協力信頼醸成会議(CICA)第4回首脳会議が20、21両日に上海で開催される。信頼を増進し、知恵を集めて共同・総合・協力・持続可能なアジアの安全保障観が同首脳会議で提唱されることに高い期待が寄せられている。
CICA：アジア安全保障協力を模索する重要なプラットフォーム
今回の首脳会議は「対話・信頼・協力を強化し、平和・安定・協力の新アジアを共に築く」をテーマとし、アジアの安全保障情勢などについて各国首脳が意見を述べる。習近平主席が会議を主宰し、基調演説を行う。首脳会議は国際情勢や地域情勢に対する加盟国の共通の見方を明らかにし、CICAの今後の発展に向けた計画を示す「上海宣言」を発表する。
外交部の程国平副部長は、今回の首脳会議には国家元首11人、政府首脳1人、国際組織のトップ10人など46の国と国際組織の首脳や責任者、代表が参加すると紹介。各方面の重視がアジアの安全保障問題への関心を反映し、汎アジアの安全保障フォーラムとしてのCICAの役割が向上しつつあるということでもある。
アジア地域の安全保障分野における最大の多国間フォーラムであるCICAは現在、24の加盟国、オブザーバー13カ国、その他国際機関が参画、アジアのさまざまな地域にまたがり、異なる社会制度、宗教、文化、経済の発展段階を網羅した幅広い代表性を有している。
CICA内部の体制も改善され、国家元首と政府首脳会議（首脳会議）、外相会議、高官委員会会議の3レベル体制のほか、秘書課や議長国作業チームなどの常設機関や仕組みも設置され、各国間の重層的な対話の公式プラットフォームが築かれた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2014年5月19日
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