中日の軍機が30メートルまで接近、偵察に来るなら中国は付き合う

中日の軍機が30メートルまで接近、偵察に来るなら中国は付き合う。 中国社会科学院日本研究所の盧昊氏は25日、環球時報の記者に対して、「中日の軍事摩擦が発生し、特に目撃者が中日双方のみの場合、日本は先に情報を開示し主導権を握り、世界の輿論の風向きを間違った方向に変えようとする」と指摘した…

タグ: 軍機 偵察機 国防部 

発信時間: 2014-05-26 14:09:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ある中国の軍事専門家は25日、環球時報の取材に応じた際に、「公海で2機の軍機が遭遇するのは正常なことだ。係争の存在する海域の場合、双方は主権を主張し、相手国を監視し、さらに追跡が生じるのも比較的正常なことだ。中日両国の軍機の間で追跡が生じるのは、双方が係争地に対する主張を示そうとするからだ。中国は、自らの意図を強く表明した。中国はここで演習を実施しており、監視に来るならばそれに応じようではないか、ということだ」と語った。

同氏は、日本側が「30メートルの危険な距離」を何度も強調していることについて、「軍機が編隊飛行する場合、もしくは一方の戦闘機が後方から別の偵察機を追跡する場合、30メートルは比較的安全な距離だ。両機が移動中で、角度をつけて接近し、相譲らない場合、30メートルは危険な距離だ。日本側の情報を見ても、中国側には衝突を意図する挑発的な行為はなかった。接近は挑発ではない」と指摘した。

世界のメディアは中国の行動から、「領土主権の保護の決意」を読み取った。ブルームバーグは、「中日の東中国海の係争のある島嶼の周辺海域、およびその上空の防空識別圏内で、緊張が生じる回数が大幅に増加している。中国が東中国海で示している、領土主権の保護の決意を軽視できない」と伝えた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月26日

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