中ロ合同演習、4つの成果を獲得

中ロ合同演習、4つの成果を獲得。 中ロ海上合同演習「海上連合―2014」の双方の総監督は25日、記者団の取材を受けた。中国側の総監督、中国海軍副司令員の田中海軍中将は、「今回の演習は前2回の合同演習と比べ、4つの面で深化・発展・突破があり、主に戦略性・全面性・融合性・実戦性が高められた」と述べた…

タグ: ロシア 合同演習 成果 艦艇

発信時間: 2014-05-26 15:43:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中ロ海上合同演習「海上連合―2014」の双方の総監督は25日、記者団の取材を受けた。中国側の総監督、中国海軍副司令員の田中海軍中将は、「今回の演習は前2回の合同演習と比べ、4つの面で深化・発展・突破があり、主に戦略性・全面性・融合性・実戦性が高められた」と述べた。

(一)戦略性。両国の首脳が演習の開幕式に出席し、演習に対する重視を示した。両国の包括的な戦略的パートナーシップの高水準を際立たせ、かつ両国の政治的・戦略的信頼関係の強化を示した。

(二)全面性。同演習には目標物の共同識別・調査などの内容が追加され、内容が多様化された。演習の各作戦プラットフォームの探査システムが海・空の情勢を導入し、戦場の環境に対する観測範囲を広げた。同演習の通信は、かつての単一的かつ古い手段から、衛星通信を含む複数の手段の総合的な活用に変化した。双方の軍事交流は、兵士から高官、技術から戦術・戦役・戦略までに至り、交流のレベルと内容が豊富化された。

(三)融合性。同演習に参加した兵力の編成を見ると、中ロの艦艇の全面的な混合編成が初めて実現された。双方の「旗艦」がそれぞれの指揮艦となり、高い融合性を示した。

(四)実戦性。演習の内容を見ると、水上艦艇の見透し外攻防訓練、潜水艦と軍機の対抗訓練が初めて計画された。演習の難易度がかつてないほど高まり、核心的な軍事力の強化を際立たせた。

田氏は、「今回の演習は、海上合同活動の指揮・協力・保障の能力を磨き、両国の海軍が海の安全の脅威に共同対応する能力を強化した。両国の兵士は専門的な能力を高め、予定されていた目的に達した。両国の包括的な戦略的パートナーシップの基礎を固め、これを発展させ、両国海軍の地域の安全・安定の維持に向けた決意と能力を示した」と語った。

ロシア側の総監督、ロシア海軍副司令官のフェドテンコフ氏は、「ロ中は共に海洋大国であり、両国の海軍はアジア太平洋の平和に効果的な保障を提供する必要がある。双方は協力を維持し、友好関係の発展を続けていく」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年5月26日

 

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