中国の楊潔チ国務委員は6日、北京でロシア連邦安全保障会議のパトルシェフ書記と第10回中露戦略安保協議を行いました。双方は両国関係、地域や世界の安全情勢などについて意見を交わし、多くの共通認識を達成しました。
協議では、「国際情勢が複雑でよく変化しており、地域や世界の安全を影響する不安定な、不確定な要素が増えている。国連安保理の常任理事国であり、互いに信頼し合う戦略パートナーでもある中国とロシアは習近平国家主席とプーチン大統領の合意内容を確実に実施し、戦略的な連携を強め、外交、経済、国防、対テロなどの分野での協力を深め、各種課題に共に対応すべきだ。また、各自の主権や安全、発展の利益を守り、地域と世界の平和、安定と発展を推進していく必要がある」と見解の一致を見ました。
「中国国際放送局日本語版」2014年6月7日