F-22、中国の10機を単独で殲滅可能?

F-22、中国の10機を単独で殲滅可能?。 SAPIO7月号は、中国が釣魚島(日本名・尖閣諸島)を占領した場合の、日本の反撃方法を想定した。自衛隊と在日米軍の「釣魚島奪還戦」のシミュレーションでは、日米安保体制が正常に作動した場合、日米同盟軍は釣魚島の争奪戦に絶対に勝利できるという結果が導き出された…

タグ: F22 J10 戦闘機 釣魚島

発信時間: 2014-06-24 15:01:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

F-22を発見し、その位置を特定できれば、残りは中距離ミサイルの性能の競争になる。F-22に搭載されるAIM-120中距離ミサイルの射程距離は中国のSD-10中距離ミサイルをやや上回り、誘導の正確性と干渉抵抗性でも優勢を占めることができる。しかし戦場における優勢とはさまざまな要素によって形成される。中米の戦闘機が使用する中距離ミサイルの性能がほぼ同水準であれば、一対一の勝負の結果は予想しがたい。米国に必勝の自信はなく、当然ながら日本の1対10という大ぼらに対して自信を持てるはずがない。

F-22の優勢は、ステルス性能を利用し、先に敵機を発見し視界外から攻撃を実施できる点にある。視界内のドッグファイトになった場合、F-22の機動性は中国の第3世代戦闘機にも劣る。米国はマレーシアで実施した空軍合同演習にF-22を派遣し、マレーシアのSu-30戦闘機と訓練させたが、これはF-22が中ロの第3世代戦闘機に遭遇した場合の戦術を見出すためだ。ここからは、米国がF-22の優勢に対して慎重な態度を持っていることが分かる。

仮に中国が10機の第3世代戦闘機を出動させたとしよう。F-22が発見されず視界外の距離を維持したとしても、1機の中距離ミサイルだけでは、1度に10機を撃墜することはできない。これは日本メディアの大ぼらの最大の手落ちである。F-22は1度に6発のAIM120しか搭載できない。またF-22がステルス性能を利用した奇襲戦術により、残りの2発の近距離ミサイルで2機を撃墜したとしても、中国の第3世代戦闘機は2機残されることになる。この場合にF-22が使用できる武器は機銃のみで、中国の2機の餌食になるのをじっと見ているしかないだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月24日

     1   2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。