今年「七一」(7月1日)に中国共産党創立93周年を迎える。1921年から2014年にかけて、中華民族の歴史と命運を深層から変えた偉大なる転換期を見届け、党の指導のもとで、人民が断固として復興に邁進するために多大な貢献を刻み込んできた。
93年の紆余曲折を経て、中国人民が奮起して前進する意志を練磨し、中国共産党の歴史的任務に試練を与えてきた。革命の戦火の硝煙を突き抜け、国家建設への激しい情熱の洗礼を受け、改革時代の脈動を把握してきた。党が人民を導き、一つの文明古国が復興に向かい、人類に恵みをもたらす斬新な路線を切り開き、一つの政党が難攻不落の目標と信念を抱き、一貫して変わらない責任と使命を背負ってきたことを表している。
「果てしなく広大な大地で、浮き沈みを制するのは誰か」果敢に任務を担うのは、中国共産党の永遠に色褪せない政治的品格であり、中国共産党人の勇敢に前進する精神的エネルギーだと言える。中華民族の近代における100年間の起伏に富む命運の変遷は次のことを深く示している。果敢に任務を担う屈強な指導の核心がなければ、国家と民族は秩序をなくしてばらばらになり、団結せずにまとまらなくなる。果敢に任務を担う指導の核心があれば、何億何万という人民が結集して命運を変え、未来を創造する勢い盛んな力を発揮する。人民の信頼と重い責務、歴史における試練と選択は、重量感のある使命と責任へと転換され、我々の党の人民、民族、国家に対する深く厚い情念を育み、党が終始「人民と歴史の監督」を受ける姿勢で、新しい歴史段階において、絶えず練磨して前進し、再び始動することを鞭撻している。
今日、党は一致団結して人民を導き、民族復興の「中国路線」を意気揚々と奮起して前進してきた。変化が急激な国際環境のもとで、不均衡な力の衝突、深刻に変化する社会構造及び利益争いから生じる観念の相違と矛盾の顕著化によって、中国の現代化の過程において、一連の外部及び内部リスクと試練に直面してきた。改革の難題攻略期、矛盾突出期、利益のバランスをどのように維持するか、権限範囲をどのように定めるか、制度の枠組みをどのように策定するか、改革の歩みをどのように進めるかといった各種の現実と矛盾及び深層の問題は、体制メカニズムの弊害が集中する部分と利益構造調整の変曲点を直接的に示している。
強風と荒浪は、複雑な局面を操縦する能力を試している。難題を克服することによって、責任を担う勇気が体現される。任務を担うことは歴史から与えられた共産党人の使命であり、時代の共産党人に対する重い責務だ。30年余りの改革を経て、現在の改革者は噛み砕けない硬い骨と向き合っている。党の全体構想と全局をより良く発揮し、各方面の指導の核心的作用を協調し、任務を担う精気を奮い立たせ、任務を履行する真の実力を養い、すべての人民の知恵のエネルギーを凝縮させてはじめて、深水を渡り、危険な灘を渡る途中で、改革の大業を継続的に前進させ、人民を納得させる執政政能力という答えを提示し、中国の発展の船舶が波をけたてて突き進むのをリードできる。
「新華網日本語版」2014年7月1日