習近平国家主席は7日、ドイツのメルケル首相と釣魚台迎賓館で会談した。両氏は中独関係の発展を積極的に評価し、実務強力をさらに拡大、深化し、中独関係の戦略的内容を高め続ける意向を表明した。
習主席は「中独の実務強力は全方位的だ。双方はさらに大きな歩幅で、さらに高らかな協力ブランドを築くべきだ。双方は決定済みの協力プロジェクトをしっかりと実行する必要がある。当面は製造業協力に力を入れ、フランクフルト人民元オフショア市場の構築を共同でしっかりと進めるべきだ。まだ行われていない具体的協力分野については、長期的観点で開拓、革新する必要がある。両国は世界にも目を向け、各自の強みを発揮して、グローバル産業チェーンの各部分での協力を強化する必要がある。中国はシルクロード経済ベルトの建設へのドイツの参加を歓迎する。中国は引き続き秩序をもって開放を推進する。中国市場での競争にドイツが引き続き参加することを歓迎する。中国は欧州統合を支持しており、欧州の良きパートナーだ。ドイツが引き続き中国・欧州関係の促進に重要な役割を発揮することを希望する」と表明した。
メルケル首相は「独中政府間協議などの制度を活用して、両国間の対話を強化し、協力を革新し、金融、工業・情報化、航空・宇宙、社会保障分野で新たな成長源を育てたい。ドイツは投資環境を改善し、さらに多くの中国企業の投資を呼び込む。両国間の人的往来を円滑化するための措置を積極的に講じたい。G20などの枠組みで中国との意思疎通や調整を強化したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年7月8日