カタール航空のドーハ発イギリス・マンチェスター行きの旅客機に5日、爆弾脅迫が送られた。カタールとイギリスの当局は迅速な措置をとり、イギリスは戦闘機を派遣して護衛にあたらせた。幸い、「爆弾脅迫」はただの「脅し」だった。
イギリスのBBCの5日の報道によると、爆弾脅迫が送られたQR23便はカタール航空のエアバスA330-30型機で、乗客296人と乗員13人が乗っていた。離陸直後に爆弾脅迫を受け、乗務員がすぐにカタール当局に連絡をとった。イギリスは通報を受けた後、タイフーン戦闘機を派遣し護衛にあたらせた。
カタール航空の発表によると、QR23便は5日午後1時頃にマンチェスター空港に着陸。待機していたマンチェスター警察当局は緑色のTシャツを着た男を逮捕し、残りの乗客は通常通り飛行機を離れた。事件の影響により、同日、マンチェスター空港は25分間封鎖された。