中国空軍のSu-30が故障、17秒間コントロールを失う

中国空軍のSu-30が故障、17秒間コントロールを失う。 CCTVは、南京軍区空軍航空兵の某師団のアクシデントの詳細について報じた。動画の戦闘機の特徴とヘッドアップディスプレイのロシア語の警告を見ると、アクシデントが発生したのは空軍が導入したロシアの多用途戦闘機Su-30だったと判断できる…

タグ: 空軍 戦闘機 故障 対抗訓練

発信時間: 2014-08-20 13:32:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

CCTVは、南京軍区空軍航空兵の某師団のアクシデントの詳細について報じた。動画の戦闘機の特徴とヘッドアップディスプレイのロシア語の警告を見ると、アクシデントが発生したのは空軍が導入したロシアの多用途戦闘機Su-30だったと判断できる。  

7月22日19時19分、南京軍区の某師団のSu-30Mk2が離陸し、夜間空戦訓練に向かった。前部操縦席に座ったのは副団長の曹兵(音訳)氏、後部操縦席に座ったのは師団長の景剣峰(音訳)氏だった。19時31分、高度5530メートルに達し、対抗訓練の準備に入った時、戦闘機に異常が発生した。機首が上向き、2回反時計回りをし、1回時計回りをした。  

パイロットが耐えうる圧力は3.9−4.3Gだ。パイロットは突然の制御不能というアクシデントにも関わらず、直ちに自動運転モードを切り替え、操縦桿を持ち制御しようとしたが、操縦桿が使えなくなっていた。この時、機体前部と後部の交信が途絶えていた。後部のパイロットはハッチを叩き、前部に対して自動運転システムと操縦システムを切り離すスイッチを押すよう促した。  

パイロットは激しい運動の合間にスイッチを切り、操縦桿を取り戻した。危険な17秒間に、戦闘機は高度を5530メートルから4700メートルに下げた。下は標高2000メートル以上の高原だった。戦闘機は最終的に、安全着陸に成功した。事後調査により、部品の故障が原因であったことが分かった。

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