国家公文書局は15日、公式サイトで「偉大な勝利―中国が降伏文書を受け取る」の第2部「中米英ソ等、日本に無条件降伏を勧告」を公開した。
第2部の説明によると、1943年11月22日から26日まで、中米英3カ国の首脳がカイロで会談を開き、日本に対する共同作戦と日本の敗戦後の処理などの問題を話し合った。1945年2月4日から11日までは、米英ソ3カ国の首脳がヤルタで会談を開き、日本に対する作戦に関する秘密協定を締結した。1945年7月26日、中米英は「ポツダム宣言」を発し、「日本国政府ガ直ニ全日本国軍隊ノ無条件降伏ヲ宣言」することを要求し、これを受け入れる以外の「日本国ノ選択ハ迅速且完全ナル壊滅アルノミ」とした。日本はこれに対し、ポツダム宣言の「黙殺」を宣言。8月6日と9日、米国は広島と長崎に原子爆弾を投下した。8月8日、ソ連は、ポツダム宣言への参加を表明し、対日参戦を宣言した。ソ連軍は翌日、中国東北部で日本の関東軍への攻撃に踏み切った。これによって日本のファシズムの壊滅が加速され、日本の降伏が早められた。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年8月18日