これらの付き合い方は、同じ大陸に位置するアジア諸国の気持ちに合致する。アジアは多種多様で、活力あふれる大陸であるが、安全環境が複雑で変化が激しく、敏感な問題が集中する地域だ。アジアは各国の利益を調整しがたい苦悩、歴史が残した問題という弱点を持つ。安全問題の解消は、アジア諸国に共通する課題となっている。
モンゴル国民大会議のスピーチの中で、習主席は同じ大陸に位置するアジアの特殊な感情について、相互尊重、対話による一致、各国の快適度に配慮するアジアの手段を貫き、一致団結し有事には助け合うというアジアの意識を貫き、和をもって貴しとなす、善意をもって人と付き合うという東洋の知恵をよりよく活用することで問題と食い違いを解消し、調和を促進するべきだと提案した。
相互尊重・信頼、ウィンウィンといった付き合い方は、アジアモデル、アジアの意識、東洋の知恵を最も良く説明しうる。
「中国は常にモンゴルを含む周辺の隣国を、共同発展促進のパートナー、平和・安全維持の真の友人としている」習主席のスピーチは、アジアの隣国との付き合いに対する中国の誠意を示し、有事に助け合うという隣国の付き合い方を強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月25日