米誌:中国は弱いという錯覚

米誌:中国は弱いという錯覚。 中国は外交で孤立に陥っているだろうか?同氏は、中国は積極的に国際事業に参与せず、外交面で孤立しているとした。実際には、同氏はこのような観点について、同記事の中で自ら反論している…

タグ: 外交 影響力 ロシア

発信時間: 2014-09-02 13:51:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

戸惑いによる先送りは弱さを意味する時もあるが、これは同時に反感や外交戦略によるものである可能性がある。「高圧的な措置」を使わないのは、実力がないからとは限らない。西側諸国が対抗的もしくは高圧的な手段を使うと、往々にして人員・経済・名誉の大きな犠牲が強いられる。武力の脅威により国益を得ることに対して、中国は慎重な姿勢を示している。これを証明しているのが台湾だ。台湾の大陸に対する経済面の依存度が増し、中国は銃を一発も打たなくても目標を達成できるかもしれない。これはロシアのクリミアに対する政策とまったく異なっている。

中国の外交には、実質的な内容が欠けているだろうか?海外は、中国が外交活動を実施する際に、注目を集めようとわざとらしいことをしていると批判している。

実際には、多くの国が自国の存在感をアピールするため、このような活動に全力を注いでいる。別の説によると、中国の実力不足は、外交活動の中で貿易を過度に強調し、外遊に投資目的の多くの企業高官が随行する点に現れているという。しかしこれは、他の大国も同じことだ。

中国は無責任な国だろうか?同氏は、中国はグローバル・ガバナンスに参与しているが、その経済規模や潜在的な影響力にふさわしい貢献をしておらず、国際的な影響力を大幅に低下させているとした。

中国がこの責任から逃れようとしている確かな証拠はあるのだろうか?これは西側諸国の偏見ではなかろうか?中国が「国際事業に参与し、大きな貢献を成し遂げている」と言うならば、それは過大評価だ。中国は無責任な国と称すれば、明らかな偏見だ。

中国は外交で孤立しておらず、独自の戦略を推進している。中国政府は経済主導が軍事力の投入より有利であり、低リスクであると考えている。中国のやり方は、米国には似ていない。表面的な「弱さ」は実力不足の結果ではない。これは孫子の「怒而撓之、卑而驕之」(怒にしてこれを撓し、卑にしてこれを驕らせる)という言葉によって説明できるかもしれない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月2日

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