外交部(外務省)の秦剛報道官は2日の定例記者会見で「独占禁止法違反の取締りは消費者の権益を守るためであり、中国側の関係当局が独占禁止法違反の疑いで調査を実施する際も、中国の法律に完全に基づいて実施しており、透明で、公正なものだ」と強調した。
米国商工会議所が「中国が不透明な法律と規則で外国企業を独占禁止法違反の疑いで調査していることで、外国企業にとって中国の投資環境は日増しに悪化している」と述べたことについて、秦報道官は「独占禁止法違反の取締りは中国だけでなく、他国でもやっている」と強調。「独占禁止法違反の取締りは消費者の権益を守るためであり、よりオープンで、公平、公正な市場競争環境を整えるためだ。中国側の関係当局が独占禁止法違反の疑いで調査を実施する際も、中国の法律に完全に基づいて実施しており、透明で、公正なものだ」と指摘した。
また「中国はこれまで同様、中国の市場競争への外国企業の参加を歓迎し、様々な協力を行う。われわれは外国企業のために良好な投資環境を整えることを望むと同時に、中国では中国の法規を遵守するよう外国企業に求める」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月3日