外交部(外務省)ウェブサイトによると、王毅外交部長(外相)とオーストラリアのビショップ外相は7日、シドニーで第2回中豪外交戦略対話を行った。
王部長は「オーストラリアは国際的影響力を持つ大国であり、中国にとっては周辺地域の重要な協力パートナーの1つだ。現在中豪関係は良好な発展基調を保っている。オーストラリアの最新世論調査では、回答者の65%が中国の発展はオーストラリアにとって良いことであり、チャンスだと考えている。これは中豪関係がすでにより強固な社会的・民意的土台を備えていることをはっきりと示している。中豪関係の一層の発展には両国が相互信頼と互恵を強化し、互いに促進し合い、支え合い、戦略的パートナーシップを拡充し続ける必要がある」と述べた。
ビショップ外相は「豪中関係は力強く、成熟しており、絶えず新たな発展を遂げている。両国上層部は頻繁に交流し、経済・貿易協力は勢いよく発展し、人的・文化交流はまさに勢いづいており、国際・地域問題で良く協調している。相互尊重と互恵・ウィンウィンに基づく戦略的協力関係を深化、拡大し、豪中関係をさらに高い水準へと引き上げたい」と述べた。
両外相は両国の戦略的パートナーシップの新たな位置づけ、貿易・投資協力の新たなビジョン、人的交流の新たな計画について深く話し合い、広範な共通認識にいたった。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年9月9日