中米が軍事演習を実施、太平洋で軍事力を誇示か?

中米が軍事演習を実施、太平洋で軍事力を誇示か?。 米軍は15日より、グアム島で1週間の軍事演習を実施する。この「ブレイブシールド」と呼ばれる演習は、2隻の空母を含む19隻の軍艦、200機以上の軍機、約1万8000人の米兵を動員する…

タグ: 米国 軍事演習 太平洋 グアム

発信時間: 2014-09-16 14:38:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米軍は15日より、グアム島で1週間の軍事演習を実施する。この「ブレイブシールド」と呼ばれる演習は、2隻の空母を含む19隻の軍艦、200機以上の軍機、約1万8000人の米兵を動員する。中国は東中国海の海上作戦支援をテーマとする海上作戦支援実践演習「海神2014」を、14日より3日に渡り実施する。中米が同時に太平洋で軍事演習を実施し、激しく火花を散らしている。台湾紙『旺報』が伝えた。  

太平洋空軍司令部の報道官は今回の演習について、「米軍内のハイレベルな合同演習は、部隊の同地域における卓越した軍事力を維持し、同盟国、パートナー、友好国への約束を守り続けるため実施される」と語った。  

米国が軍事力を誇示  

中国メディアの報道によると、米軍の今回の演習は米兵のみとなっている。海軍·空軍の兵士がほとんどで、海兵隊や陸軍からも派遣される。演習の内容には、潜水艦の操縦と捕捉、海上での疑わしい船舶の調査、島に新たに配備されたミサイル防衛システムの使用が含まれる。米軍は2006年、2010年、2012年にも「ブレイブシールド」を実施した。  

2012年の「ブレイブシールド」では、米日両国が島の共同防衛に関する実践訓練を実施し、離島奪還を重点的な内容としていた。米日は定例の訓練と称していたが、釣魚島(日本名·尖閣諸島)の係争を見据えていたことは明らかだ。中国が近年、釣魚島および南中国海問題に対して強硬な態度をとっていることから、米軍の今回の演習も中国への軍事力の誇示を目的としている。  

中国が海上作戦支援を強化  

中国の海上作戦支援実践演習「海神2014」は、中国国家主席、中央軍事委員会主席の習近平氏の「戦いをし、戦いに勝てる能力」という目標を巡り、東中国海の海上作戦支援をテーマとし、海上作戦支援行動を重点的に訓練する。また軍民融合を指揮し、戦時中の支援·保障行動能力を強化し、指揮·作戦水準を高め、部隊の核心的な軍事力を強化する。  

3日に渡り実施される同演習には、作戦支援艦艇、駆逐艦·護衛艦、地方法執行船、ヘリ、潜水艦が参加する。これには、上空·海上·海中、複数の兵種と各地の力が含まれる。参加兵力は救助·補給、戦術偵察、航路掃海、潜水艦救難の訓練を実施する。海上法執行力の護衛、法執行活動、軍地共同の目標物の調査、軍地共同の救助活動、軍事共同の海上緊急航路掃海、事故潜水艦の救難などの9つの実践的な科目が設けらている。同演習により、スムーズかつスピーディーな海上作戦支援協力体制を構築する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月16日

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