中国外交部の洪磊報道官は17日の定例記者会見で、中ロ戦略協力パートナーシップは同盟を結ばず、対決せず、第三国に対するものではないと強調した。
ロシアの議員が16日、ロシアに対する西側の制裁は中ロの軍事同盟を促すと述べたことについてコメントを求められて答えたもので、洪報道官は次のように述べた。
中ロの全面的戦略協力パートナーシップは対等・信頼、相互支持、共同の繁栄、子々孫々の友好を踏まえ、同盟を結ばず、対決せず、第三国に対するものではなく、これはこのパートナーシップの鮮明な特徴である。中国はこの位置づけを堅持し、ロシアとの戦略的相互信頼を強め、互恵協力を促進し、国際・地域問題で協調と協力を強化する。
ウクライナ問題を制裁で解決することはできない。結局のところ政治解決の道を歩まなければならない。関係各方面が意思疎通を一段と強め、政治解決のため努力することを希望する。
新華網日本語 2014年9月20日