プーチン大統領の訪日取り消しについて、鳩山由紀夫元首相は遺憾の意を表した。鳩山氏はロシア国家院のセルゲイ・ナルイシキン議長に対して、プーチン大統領に親書を渡すよう求めた。ロシア・RUSNEWS.CNが伝えた。
ナルイシキン議長は月曜日(13日)、ロシア国家院で鳩山氏と会談した。
鳩山氏はナルイシキン議長に対して、「日本がG7のロシア制裁に加わったことを理由に、プーチン大統領が今秋の訪日計画を取り消したとあったが、正確に言えば訪問の時期は延長された。我々はこれに遺憾の意を表する」と述べ、プーチン大統領に親書を渡すよう求めた。
鳩山氏は親書の内容については明かさなかった。
プーチン大統領は今秋の訪日を予定していたが、具体的な時期は決まらなかった。日本政府は、プーチン大統領の訪日問題については、さまざまな要素に基づき検討した上で決めると表明していた。岸田文雄外相の訪露の時期も決まっていない。岸田外相は、プーチン大統領の訪日前に訪露する予定だった。岸田外相は春に訪露するはずだったが、ウクライナ情勢により無期限で延長された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月14日