巡視船「中国海警1306」が16日に青島団島の港湾で、国家海洋局北海分局所属の中国海監北海総隊に正式に配属され、初航行を実現した。
同船は国家海洋局が新たに建造し交付した、3000トン級海洋法執行船だ。同船は2013年7月23日に広州黄埔造船造船所で建造を開始し、2014年4月30日に進水し、2014年9月2日に航行試験を完了した。同船は就役後、直ちに海洋権益の維持の任務を遂行する。
同船の全長は約98メートル、幅は約15.2メートル。自動化の程度、設備の先進度はいずれも世界一流だ。同船は電気推進船で、軸系を持たない。360度の旋回、その場での360度の方向転換が可能で、横向きに航行できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月17日