中仏両政府は西アフリカで前例のない感染拡大が続くエボラ出血熱に深刻な懸念を表明した。両国外相は19日、エボラ出血熱問題について北京で踏み込んで話し合った。
王毅外交部長(外相)は、二国間ルートを通じた資金、食糧、防疫物資、検査・実験室の提供、医療スタッフの派遣を含む西アフリカ13カ国への支援、および国連エボラ出血熱特派チーム、世界保健機関(WHO)、世界食糧計画(WFP)、アフリカ連合(AU)への支持について詳しく説明した。
ファビウス外相は、専門家の派遣やWHOへの特別資金拠出など、感染地域およびエボラ出血熱対策と関連する取り組みの調整を担う国際組織内での対応措置を説明した。
双方は中国疾病予防抑制センターとフランスのパスツール研究所、国立健康医学研究院、メリュー財団との間の交流への満足の意、および仏InVSと中国疾病予防抑制センターが近く協力協定に署名することへの歓迎の意を表明した。
双方はエボラ対策協力の強化について、次の合意に達した。