中国の習近平国家主席は8日、「相互連結パートナーシップ強化の対話会議」で談話を発表し、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)の実務協力を強化し、アジア諸国の相互連結のパートナーシッ
プを深め、発展と運命共同体を共に築くことを強調しました。会議では「相互連結パートナーシップ強化の対話会議の共同声明」を発表しました。 共同声明は「経済建設と国民生活の改善は、アジア諸国の優先課題だ。現在、国際金融危機の影響がいまだに存在し、資本や市場、技術への競争がますます激しくなり、進まなければ後退するというのが、アジア諸国が直面している圧力だ。このような情勢の中、相互連結は、新たな競争において優位性を育むことにプラスになり、アジア諸国の協力と持続的な繁栄を促進する新たな原動力だ」としています。
また、共同声明では「相互連結は、アジア諸国の共同事業であり、現在、歴史的なチャンスに恵まれながらも様々な課題にも直面している。私たちは相互連結パートナーシップを強化し、実務協力を深化させ、共同発展を求めることを決意した。交通などのインフラ施設の建設に力を入れ、アジア諸国の共同発展を実現させいく」としています。そのうえで、アジア各国が協力を強化し、相互連結のレベルを向上させ、アジアの恒久的な発展と繁栄を実現するために共に努力するよう呼びかけました。
CRIより2014年11月9日