国防部のウェブサイトによると、耿雁生報道官は本日の定例記者会見で、「中日両国の防衛部門は現在、海上連絡メカニズムの構築に向け協議を進めている」と述べた。
記者からは、「先日の香山フォーラムで、中日の多くの専門家が中日海上連絡メカニズムの早期締結を提案していたが、このメカニズムの協議の進捗状況はどうなっているか」という質問があった。
耿報道官は、「中日防衛部門の海上連絡メカニズムの構築は、両国と国防部門の指導者の共通認識だ。これは誤判断による海と空の突発的な事件を回避し、両国の防衛・安全問題の相互信頼を促進するものだ。これまで専門家チームの3回の協議を経て、双方は連絡メカニズムの基本的な内容で意見を一致させ、運用を開始する条件を整えた。周知の原因により、この作業は停止を強いられた。先ほど中日双方は中日関係の処理と改善に関する4つの原則的共通認識を取りまとめた。中日両国の防衛部門は現在、海上連絡メカニズムの構築に向け協議を進めている」と回答した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月28日