米国のラッセル国務次官補が先日「香港の『セントラル(中環)占拠』活動は外部勢力が引き起こしたものでは決してない」と発言したことについて、中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は4日「中国は香港の事に対するいかなる外国による、いかなる形の干渉にも断固として反対する。関係国が言動を一致させ、約束を誠実に守ることを希望する」と表明した。
華報道官は「香港の事は完全に中国の内政であり、中国はいかなる外国による、いかなる形の干渉にも断固として反対する。また、香港への干渉を企て、さらには『セントラル占拠』など違法活動をそそのかし、支持する外国の人物や勢力について、厳正な立場を繰り返し表明してきた」と表明。
「香港の安定・繁栄の維持は中国側の利益のみならず、関係各国の利益にも合致する。関係国が言動を一致させ、約束を誠実に守り、香港の安定・繁栄にプラスとなる事をするよう希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年12月5日