多くの国がF-35を次世代の戦闘機に選択している。寒冷地のノルウェーやカナダがこれを心配する必要はないが、トルコ、日本、オーストラリア、イスラエルなどのパイロットは、大金を出して購入したF-35が夏になると飛行できないことを、驚きとともに発見するだろう。

この致命的な弱点により、米軍は新たな難題に直面する可能性がある。F-35が夏の作戦に使用できないことが知られた場合、敵国は夏、さらには猛暑を待ち攻撃を仕掛けることであっさり勝利を収められるかもしれないのだ。現在の解決策は、実用性が乏しい。海兵隊が上陸作戦で空からの援護を受けたい場合、先にF-35を涼しい場所に隠す必要があるのだろうか。

F-35は先進的な性能を持つが、開発中に多くの問題が発覚した。先ほど、エンジンの故障により飛行停止に陥った例もある。