中国外務省の洪磊報道官は12日、定例記者会見で、ユダヤ人入植地の問題を担当するパレスチナの高官アブエイン氏がヨルダン川西岸で死亡したことについて、「悲痛な出来事だ。中国は、この事件を真剣に調査するようイスラエルに求める」と述べました。
報道によりますと、アブエイン氏はヨルダン川西岸ラマラで、デモに参加していたところ、イスラエルの兵士に殴られ、死亡したということです。
洪報道官は「近年、エルサレムとヨルダン川西岸で死傷者が出る事件が相次ぎ、憂慮されている。中国は、イスラエルとパレスチナが自制を保ち、情勢のさらなる緊張化を回避し、和平交渉再開のための環境を整えるよう呼びかける」と述べました。
CRIより 2014年12月13日