吉林省檔案館(公文書館)と韓国北東アジア歴史財団は15日に吉林省長春市で、慰安婦問題の関連資料の共同研究の問題を巡り、業務提携の覚書に調印した。
双方は、旧日本軍の慰安婦問題は、戦時中に女性の人権を侵害した問題だとした。双方は歴史の真相を明らかにするため共に努力し、シンポジウム・学術報告会・学術会議を開き、研究者の相互訪問などにより協力を進めることを決定した。
調印式で、吉林省檔案館は韓国北東アジア歴史財団に、館内に保管されている25件の慰安婦問題関連文書のコピーを寄贈した。韓国北東アジア歴史財団は吉林省檔案館に対して、韓国の慰安婦の口述書と関連書籍を寄贈した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月16日