アジア太平洋での影響力を拡大
張氏は、「時間から計算すると、北海艦隊と東海艦隊は日本の東と南東の海域に位置していた。解放軍は初めて日本を多方面から睨み、互いに呼応する南北からの挟み撃ちの態勢で演習を実施した」と述べた。
張氏は、「解放軍の年間軍事演習は近年、日本周辺海域を何度も通過している。これは日本の監視システムの捕捉距離と艦艇・軍機の反応時間を調べ、周辺の水文・航路に慣れるほか、解放軍のアジア太平洋における軍事的影響力を拡大するという重要な狙いがある。その外交的な意義は、中国海警局の巡視船による釣魚島(日本名・尖閣諸島)の常態化巡航と同じものだ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月29日